
この記事では筆者の5回の転職についての実話の後編です。
転職を悩む全ての人に、少しでも参考になれば幸いです。
転職は何度経験しても悩むものです。
若ければ若いほど、その傾向は強いです。
わたしは大学卒業後2年半で5回転職、最短で2週間長くて1年会社で働いては辞めていました。
新卒から約2年半、もがき苦しみながらも5回の転職で納得のいく仕事に出会うことができました。
仕事で悩む誰かの参考になればと思い、筆者の転職経験を前編と後編の二部に分けて紹介します。
前編までの振り返り
1社目で怒涛の転職人生の幕開けをした後、2社目では会社選びの基準を見つけました。
- 自分より知識と経験が豊富な先輩社員がいること
- 単純作業でなく、自分で考えて解決策を考える仕事であること
- 非正規社員として生きるか、正社員として生きるか考えて職を探すこと
2社目で、大学時代に学んだ知識を活用できる仕事にもかかわらず飽きが来たことにショックを受けたわたしはやりたい仕事や気になる仕事を片っ端からやってみようと決意しました。
その第1弾が税理士見習いでしたが、たった2週間で玉砕。
学生時代に好きだった塾講師のバイトをしつつ、新たな転職先を探すのでした。
1社目:新卒で入社、正社員、6か月で辞める(最後の1か月は休職)
2社目:派遣社員、12か月で辞める(最後の1か月は出社拒否)
3社目:正社員、2週間で辞める
フリーター①:塾講師1か月
↓↓【後編】↓↓
4社目:正社員、2か月で辞める
無職で転職活動1か月
5社目:正社員(最後の2か月はパート)、5か月で辞める
フリーター②:塾講師2か月、飲食店1週間
6社目:現在の会社で正社員
この前編の約1年半のサイクルを後編では約半年で成し遂げます。
社会人2年目1月~3年目9月
4社目:【正社員?】ベンチャー企業? WEBサイト管理
この会社の実態は謎のまま2か月ぴったりで退職しました。
志望動機:WEB系の仕事をやりたかった。1日の勤務時間が7時間ほどで短かった。
退職理由:残業代は出ない、社長が会社のお金を使い込んでる(らしい)、試用期間に社会保険未加入という堂々たる違法行為。
フリータ①の期間にProgateでHTMLとCSSその他言語を独学したわたしは、WEBサイトの管理系のお仕事に興味を持ちました。
職場の雰囲気面では6社の中でもダントツでわたしには合ってました。
初心者でもWEB系の仕事に関われるとのことで、即日採用されたわたしは年明け早々入社しました。
しかし内情は、悪く言えば大学のサークルレベル。
会社として違法行為では?と疑うことも多々見られたため、社会保険未加入期間である試用期間の2か月をもって退職しました。
無職期間
大学院に行った友達も、この春で社会人になってしまう。
その危機感から真面目に正社員で働こうと決意しました。
5社目:【正社員→パート】受託検査の会社 食品検査員
賞味期限の設定などのため食品検査を行う仕事です。
志望動機:派遣時代の実験系の仕事が恋しくなった。福利厚生がまあまあ良かった。
退職理由:先輩からのパワハラ。ルーチン作業で飽きた。
やっぱり薬品とか実験とか好きなんですよね。
ルーチン作業でも福利厚生が良ければ耐えられるだろうと、甘い考えの下就職。
結果入社3か月ほどで飽きてしまい、仕事をやる意味が分からなくなって時短勤務に切り替え。
それが先輩の気にくわなかったのか、いじめが始まりこの会社で働く意味が分からなくなり退職。
フリーターに戻り、自分の仕事について真剣に考える日々が始まります。
フリータ②:【アルバイト】飲食店1週間、塾講師2か月
そういえば飲食店で働いたことなかったなーと思い某うどん店でアルバイトを始めました。
ボスのおばちゃんが怖すぎて1週間で辞めました。まかないはおいしかったです。
例のごとく大好きな塾講師のバイトは秒で応募しました。
転職先が決まるまでの期限付きで採用され、次の職場が決まるまでの2か月間、ほぼフルで働いてました。
フリーターの期間、自分の仕事に対する考え(妥協点)を必死に探しました。
- 年間休日125日以上、年収350万以上、有給は入社月から付与
- 化学系メーカーのエンジニア職(大学の専門を活かせる職)
- 女性が少ない職場(干渉されるのが嫌)
- ルーチン作業でない仕事
- ある程度自由度が高い etc.
この条件で仕事を探していたところ、ハロワで紹介されました。
6社目:【正社員】製造業 化学系プラントの生産技術職
わたしでも受かるんだ、が最初の感想。
全ての条件(妥協点)にマッチする職場が、地元にありました。
しかし10か月後に退職。
現在:未経験でWebライターとしてフリーランスへ
会社員として会社で働くことに限界を感じました。
会社にいれば人の目を気にしてトイレに行くタイミングすら考えてしまう。
わたしはHSPの気質を持ち合わせているのかもしれません。
さらに自分で考えて行動するのが好きな性格のため、思い切ってフリーランスに転身することに決めました。
家で働けて、これまでの経験も生かせる仕事で思いついたのが「Webライター」。
努力の甲斐あって、未経験から1か月で月10万円を達成でき、この道で生きていくことを決意しました。
HSPがどのように未経験からWebライターになったのかは、こちらの記事で読めます。
前編・後編のまとめ
新卒から約2年半、もがき苦しみながらもWebライターという道を見つけることができました。
普通の人が聞けば、「5回も転職!?根性なしだね。」と思うかもしれません。
でもわたしの人生においてこの経験は何よりも役に立っているし、これがなければ生きること自体にもがき苦しみ続けていたと思います。
この先生きていく上で一番大切なのは「自分が納得して決断できたか」です。
どんな決断をしても責任を取らなきゃいけないのは自分だからです。
この経験談が誰かの役に立てば幸いです。